クラウドコンピューティングの分類
SaaS:「ハードウェア/ネットワーク」「ミドルウェア/OS」「アプリケーション」までをサービス提供する形態
PaaS:「ハードウェア/ネットワーク」「ミドルウェア/OS」までをサービス提供する形態。アプリケーションを稼働させるまでのプラットフォームを提供
IaaS:「ハードウェア/ネットワーク」までのインフラ(CPU/サーバ/ストレージ等)をサービス提供する形態。
CaaS:クラウド上で他のクラウドサービスを提供するハイブリッド型。
DaaS:仮想的なデスクトップ環境、個人的なクライアント環境を仮想的に提供する形態。シンクライアントを実現、PCからの情報漏洩を防ぎセキュリティリスクも低減する。
クラウドコントローラ:プライベートクラウドおよびパブリッククラウド、複数のパブリッククラウドを横断的に管理するソフトウェア
コロケーション:ネットワークへの常時接続環境のもとサーバや回線装置などを共同の場所に設置することを指す。
リフト&シフト:情報システムをクラウドに移行する手法のひとつで、既存システムをそのままクラウドに移し、斬新的にクラウド環境に最適化していく方法。
エッジコンピューティング:IOTなどで発生する膨大なデータを、生成元またはその近く(エッジ環境)でデータ処理するソリューション。通信遅延を1000分の1まで減らすことや、通信量削減、セキュリティリスクの軽減、低遅延のメリットをもたらす。リアルタイム処理分析が可能となる。
オープンデータ:二次利用可能、機械判読に適し、無償で利用できる
ストリームデータ:急速にデータが生成され永続する、無制限にデータが発生、時間の経過により性質・傾向・価値が変化するなどの性質を持つデータ。複合イベント処理が代表的。
複合イベント処理:発生した事象に関するデータの流れを追跡して分析、何らかの結論を得る技術。ビッグデータをより短時間で処理できる技術として注目を集める。