OSの機能
- ジョブ管理:ジョブの実行制御。ジョブは人間から見た仕事単位
- タスク管理:マルチプログラミングの制御を行い、CPUの資源を有効活用する。タスクはコンピュータから見た仕事単位。実行可能状態のタスクにCPU使用権を割り当てるのをディスパッチングという。(優先度方式・ラウンドロビン方式がある)
- 入出力管理:入出力制御機能はデバイスドライバにより制御され、OSで管理される。
デバイスドライバ:マウスなど各種機器を制御するためのソフトウェアであらかじめ組み込まれてるものと、インストールするものがある。
スプーリング:高速化のためプリンタなど時間がかかるものを一時的にCPUから解放させる。
- 記憶管理:主記憶へのプログラム割付、仮想記憶方式による提供制御
- ユーザ管理:複数のユーザアカウントごとにユーザ名やアカウントを作成し、コンピュータ内の資源をユーザーごとに管理する。補助記憶装置の利用可能領域を制御したり制限する。アカウントごとにファイルのアクセス権限を設定する。
- データ管理:データファイルを管理、障害時の復旧
- 運用管理:システムモニタリングなどの支援機能を提供
- 障害管理:検出、回復、状況記録、バックアップなど対応機能を提供
- 通信管理:データ通信制御機能を提供
ミドルウェア
OSと応用ソフトウェア(ワープロ・表計算など)の中間的な役割。応用ソフトウェアに対して、基本ソフトウェアにはない特定の分野で共通に使用する基本処理機能を提供する。DBMSやCASEツールが代表的。
オープンソフトウェア
ソースコードを無償公開、だれでも改良、再配布が行える。著作権を放棄するものではない。
OS:UNIX・Linux・Ubuntu
電子メールサーバー:Postfix
DNSサーバー:BIND
オフィスソフト:OpenOffice
Webサーバ:Apache
Webブラウザ:Firefox
データベース:PostgresSQL・MySQL
ブログ:Wordpress
統合開発環境:Eclipse
SNS:openPNE
LANP…人気の高いOSSの組み合わせ↓
OS:Linux
webサーバ:Apache
DBMS:MySQL
スプリプト言語:PHP・Perl・Python
マルチメディアデータ形式
ラスタ形式:画像を色のついたドットの集合として表現する形式、拡大すると劣化する
ベクタ形式:画像を点の座標や図形などで数値化して表現する形式、劣化しない、SVGなど
BMP:圧縮しない、Windows標準、フルカラー1670万色、24ビット
TIFF:ラスタ形式、可逆圧縮、アプリケーションへの依存少ない
GIF:ラスタ形式、可逆圧縮、モノクロから256色、8ビット
PNG:ラスタ形式、可逆圧縮、280兆色、48ビット、GIF機能を拡張した
JPEG:ラスタ形式、非可逆圧縮、フルカラー1670万色、24ビット
MPEG-7:動画圧縮仕様を定めたものではなく、XMLにてマルチメディアデータに情報を付加するための記述方式
MP3:非可逆圧縮、音声データ
MIDI:電子楽器の演奏データをデジタル転送するための世界共通規格
文字コード体系
ASCII(アスキー):米国で規格化、7ビット(アルファベット、数字、特殊文字、制御文字)
JISコード:日本で規格化(JIS規格)、7ビット(英数字、カタカナ、漢字)と16ビット(英数字)
Unicode:世界中のすべての文字を16ビット(2バイト)で表す文字コード、ISOで規格化
UFT-8:可変長コード
EUC:ASCIIをもとにUNIXで日本語が使えるように拡張した文字コード